北風に千鳥格子

なりゆきで始まった超私的ブログ。更新凍結。近日ネットの藻屑と消えます

Tuesday, March 08, 2005

不気味な泡とノスタルジィ。

 ここ最近のだるさにまかせてしばらくブログもほっといたら怒られた。天から。
 「基本は毎日更新で習慣にしろ」との指令。まいったね。
 
 で、週末はぼんやりしてしまって何をしていたかっつーと、ブギーポップシリーズを読み返していた。ブギーポップというのは、まあ検索してもらえばいいのだけど、けっこうサブカルな小説で、つまり購入するときには本屋のおねいさんに「あ、この大学院生風のメガネの人オタクなんだ。キモっ」と思われること請け合いのアレです。しかしひとたび表紙をめくれば作者自身「私は荒木飛呂彦の大ファンだ」と公言するとおりのわかりにくいバトルシーンと大仰なセリフの嵐で、やっぱりオタク向けでした。

 僕が高校2年くらいのときからはじまってまだ終わってない長いシリーズ。書きっぱなしで終わってないシリーズ物なんてこの作者に限らずいくらでもあるのでもはや期待はしていないけど。で、数えてみたら12冊もあった。奥付を見返してみたら実は僕が受験生のころから大学1年にかけてなど3ヶ月に一冊以上のペースで書きたおされてた意欲作だったのだ。当時は本屋でティーン向け小説の棚に平積みになっていて人気なのかと思いきや、僕の周りでは知ってる人はいなかった。僕だけ「面白ぇ」とかさけんでました。孤独でした。もともとだけど。
 
 そういえば深夜枠でアニメにもなってた。僕の受験直前のクール(1~3月)で、深夜まで受験勉強してから見てた記憶がある。オリジナルストーリィではあるが原作同様わかりにくいつくりで、そこが最高に素敵だった。おかげで生活を朝型に直すとか考えもしなかった。テーマ曲は当時出始めのスガシカオの「夕立」だかなんだか言う曲で、これもブギーポップの都市的でドライなイメージとバッチリはまってよろしかった。それを思い出して最近ツタヤに足を運んで彼のCDを借りてきてしまった。そのツタヤにはアニメのほうはなかった。くそ。

 実写で映画にもなってた。こちらは原作どおり。テーマ曲である「ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲」はマキシシングルで出たし、映画が公開されて一年くらいはなんか妙にあちこちで耳にした気がする(ただ単に自分で敏感になってただけかもしれないけど)。所属してた吹奏楽部の、僕が引退した次の代の定期演奏会でもやってた。肝心の映画、僕は別に見に行かなかったけど、後日ビデオで借りてみた。やっぱつま・・・おっとこれ以上はいけねぇ(←言ってる)。

 このシリーズ全編通じて、なんつーか「青春のうまくいかなさ」とか「現実の身も蓋もなさ」みたいので満たされてて、たぶん一番それに惹かれて読んでたんだと思う。いや、やってる内容は超能力者とか人造人間とか死神がバトってる感じだけど。あまりうまくない青春を過ごした自分にかなりの影響を与えた本であることは間違いない。でも他に主に読んでたのが大江健三郎と筒井康隆だからなあ。あと高橋源一郎とか。ミステリろくに読まないくせに中井英夫の「虚無への供物」は読んでたり。どんな高校生だよ。

 ・・・とまぁこんな感じで週末はノスタルジィに浸ってた。やっぱ体力ないときはノスタルジィに限る。もうすぐ死ぬなこりゃ

3 Comments:

  • At March 08, 2005 2:28 am, Anonymous Anonymous said…

    わーい、久々の更新だ。
    高校時代にどんな本を読んでたか思い返してみたけど、小説についてはほとんど思い出せない。隔週で中央図書館に通ってたから、それなりに読んでたはずだけどなあ。『天体写真の基本』とか、『望遠鏡の製作技法(反射鏡編)』みたいな天文マニア向けの本を授業中に読んでた記憶はある。あとは、宇宙論とか物理の本も読んだ。特に都築卓司にはハマったなあ。

     
  • At March 08, 2005 2:33 am, Anonymous wako said…

    間違えて、上の書き込みが anonymous になってしまった…。決して怪しいものではないです。

     
  • At March 08, 2005 9:33 pm, Blogger Laundry said…

    高校時代に読んだ本・・・
    寮住まいだったうえに近所に図書館なかったしなぁ
    漫画は寮の友達が持ってたのよく借りて読んだけど。
    国語の授業読んだ梶井基次郎がお気に入りだったな。

    まぁ、男子寮で一番よく読まれていたものといったら、みなまで言わずとも察してくれよう。のぅ?Ojiよ。

    というわけで、高校時代は本よりも人に接することの多かった時代だということにしておいてくださいお願いします

     

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