北風に千鳥格子

なりゆきで始まった超私的ブログ。更新凍結。近日ネットの藻屑と消えます

Monday, April 18, 2005

たたかう吉野家。

 某巨大掲示板でおなじみの「吉野家テンプレ」ですが。
 僕は初めてあれを見たのはゴノレゴのFLASHで、まあ普通に笑ってたわけなんだけど、一つだけ「?」となってたポイントがあった。

「吉野家って・・・そんなに殺伐としたもんか?」

 確かにオサレな雰囲気ではないし客層は若い労働者が多いけど、別に向かい側の席のやつとケンカするとか、女子供はすっこんでろとか、そこまでひどいところではないだろ、と思ったのだ。
 ところがどっこい、その認識は甘かった。僕まだケツの青いガキですた。
僕の食に対するスタンスは「食べたいときに食べたいものを余裕を持って」なので、並ぶような店や昼時の込む時間帯にどこかの店の中で食べるというようなことは滅多にしない。なんで昼時の吉野家で食べたことがなかったのだ。

 ある日、吉野屋に入ったら丁度僕が入ってきたくらいから込みだして来た。続々とお客が入ってきて、見てたら客の回転が速い速い。メニューなんかチラ見で即決。店員もメニューごときでマゴつく客はかまわず置いてくほどのテンポの良い接客振り。みんな無言で、無表情で飯をほお張っている。うまいとかまずいとか表情からはまったく読み取れない。
 高校生くらいの集団が入ってきたんだけど、当然まとまって座るスペースなんぞないから「どうする?」なんて話し合っている。店員は「空いた席から順にどうぞー」とは言っていたが、その実、店の空気としては「帰れ帰れ!ここは友達と仲良く飯の時間を楽しみたい奴の来るところではない!誰が席詰めるか!マックでも食ってろ!」といった感じであった。
 まさに時間と金を節約して栄養を得たい人のためのサービス。まさに日本のファスト・フード。純粋に食の恩恵にあずかることを目指すもののみに許された聖域(サンクチュアリ)、それが吉野家なのである。食うか食われるか、女子供の来るところでは・・あっ。殺伐としてた!そのとき初めて納得したよ。

 それはさておき、ようやくばらばらに座ることで妥協したさっきの高校生たち。ま、しょうがないよな、結局学生さんは金がないもんな、節約したいものな、・・・と思っていたらきゃつら豚丼大盛りに卵にサラダまで注文しやがるじゃないですか。そこでまたブチ切れですよ。ええ、これは昼飯に500円以上かけられる奴らへの単なる個人的な嫉妬ですよ。笑えばいいじゃないですか。金ある高校生は吉野屋なんか来るな!モスにでも行って熱々のソースこぼさないように気を使ってろ!いつケンカ始まってもおかしくないチャキチャキな空間、それもまた吉野家。

そういえば連日テレビで報道される反日デモ。日本製品の不買運動とかで吉野家が取り囲まれる映像が映ったりして、「これはリアルに殺伐だなあ」とか思ったりする自分は不謹慎ですか。そうですか。

2 Comments:

  • At April 19, 2005 12:56 am, Anonymous wako said…

    そんな吉野屋も牛丼がなくなって以来、客が少なくなったよね。
    ある日の深夜に吉野屋に行ったら、先にいた客が帰ってしまって1人きりになったことがある。店員は2名、客の方が少ない。こんなこともあるんだなあ、と思ってゆったり食べてたら、さすがに暇なのか店員は客そっちのけでおしゃべり。ただ、店員の1人は若い兄ちゃんで、もう一人は子育ても終ったぐらいの年齢のおばさん。若い方が色々と話題を振るけど、いまいち噛み合わない会話が面白かった。
    深夜の吉野屋といえば中島みゆきの名曲「狼になりたい」もいいね。まさに殺伐とした吉野屋って感じの歌詞が素晴らしい。その一節「みんな、いいことしてやがんのにな。いいことしてやがんのにな。…ビールはまだか〜!」

     
  • At April 20, 2005 12:55 pm, Blogger oji said…

    中島みゆき・・・
    こないだのフォークの人もそうですけど、
    ワコさん暗い歌好きですねぇ。暗い歌は僕も嫌いじゃないですけど。

    なんというか、価値観の多様化する現代において、飲食店とかのサービスは逆にみんなコンセプトが似てきてる気がします。「スローフード」とか「カフェ」とか「健康志向」とか。
    でもどこまで行ってもその店によって求められるものというのはあるわけで。つまりマックは安さ、ファーストキッチンはポテト、吉野家は殺伐というわけですよ。
    これからもぜひ吉野家はポリシーを貫いてほしいと思います。

     

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