北風に千鳥格子

なりゆきで始まった超私的ブログ。更新凍結。近日ネットの藻屑と消えます

Monday, May 30, 2005

ナショナリズムを考えながら飯を食うのは消化に悪い。

 あやや25歳説はとりあえず支持します。ojiです。

 新聞読んでてちょっと面白かったことがひとつ。
地域版なんだけど、知事が県内の中学高校に式典での国旗掲揚を徹底せよとのお達しを出したそうな。公立の学校はほぼ全校でやってるけど私立は8割くらいなんだって。「この発言に対し、キリスト教系の学校などでは日の丸はそぐわないのではという声も出ている」ってとこで吹き出した。ま、そりゃあそうよなあ。残った2割の私立校がキリスト教とか宗教が基盤になってる学校だろうってのは調べなくともなんとなく納得がいく。

 自分が高校を卒業するときは「卒業式委員」てのがいた。式典中のBGMとか謝恩会の体裁を決める委員である。当時は国旗国歌問題が華やかなりし時だったので当然この問題も議論された。その結果「国旗と国歌はやめとこう」ってことになったはずだったのだけど、なぜか当日になってみたら国旗は飾ってあるは「プログラムにはありませんがここで君が代を斉唱します」なんて突発型のイベントが追加されるはで、学生たちは高校卒業の日に社会のややこしさと理不尽さを学ぶことになったのだった。やあ思い返してもいい卒業式だった。

 なんでそこまで学校は国旗国歌にこだわるんだろーな、と思ったものだけど、別にこだわっているのは教員とかではなく県とか教育委員会のほうであるといまさらわかった。県とか教育委員会は何を気にしてんのかっつーと、おそらく政治家か?で政治家が気にするのは、選挙の票数と、自分に金をくれるどっかのえらい人か(この辺固定観念だけで書いてます)。どっかのえらい人ってのはナショナリストっつーか、国旗国歌スキスキーな人が多いんだろう、多分。そうでもなけりゃ戦後の教育を受けたであろう人がこの時期に「国旗国歌の徹底」とか発言できることが僕には理解できん。

 首相が靖国参拝したりするのもどーかと思う。いや、別に靖国参拝したからって先の戦争を肯定することになるとは僕の知識ではぜんぜん思わないし、むしろ参拝しないほうが何だか戦争をしたことすら忘れようとしてるみたいでむしろ不安に思う。けどさ、なにも「靖国参拝すんな」って中国やら韓国やら方々から言われてんのに、わざわざ公用車乗って堂々と行くこたないだろーがよ。人付き合いのマナーに反するだろ。つーか政教分離しろよ。行く暇に他の仕事しろよと思ってしまったり。

 日本人は歴史認識が浅いとかよく言われるけど、この「歴史認識」も僕には意味のようわからん言葉の一つではある。結局60年も前に誰かがなんかの理由でやったことを「解釈」しているに過ぎないのでは。それが悪事だったのか必然的な末路だったのか、未然に防ぐことができたのならどのような方法があったのか。何が原因でそれが現在にどのように影響するのか。その因果関係をバシっと認識することなど不可能ではないかね。共通の認識が不可能である以上、真実はまさに人の数だけあるはず。誰がどう歴史を認識しようと、それでどこの国を好きになろうと嫌いになろうと勝手だけど、現在の外交のカードとして使うには非常に根拠として薄弱ではないか?日本に謝罪しろって言ってくる人々を見るにつけなんとなく「お前らゴネ得狙ってんのか?」って思ってしまう。

 かといって「日本の戦争はあれは必然的なものだった」みたいなことを公の場でいう政治家も同じくらい腹が立つ。歴史学者ならまあ別にいいけど。どんな理由があろうとケンカしたのは確かなんだから、自分だけ先生に怒られたからってぐだぐだ自分に都合のいい言い訳ばかりするのも恥ずかしいやね。

 とまあぐだぐだ書いてみたわけなんだけど、自分は歴史とか国家民族とか国際関係について考えるのは大嫌いです。正義とか世界平和とか国際貢献とか、目指しもしない看板掲げて、人のため世界のためよそおって自分ばかり得をしようと思ってる奴らばかりなのに嫌気がさすから。どーせ先の大戦を経験した人から何世代か交代したらまた戦争始まるって。それが自分が生きてるうちかはわからんが。いつにせよとくに興味はない。

1 Comments:

  • At May 31, 2005 8:16 pm, Anonymous afu said…

    あるテレビ番組の報道によると、靖国問題はどうやら中国外交の一つの切り札として考えられているらしい。
    中国はそもそも戦犯が祭ってある靖国に日本の首相が公式に参拝することを国の政策として許せないようだ。しかし、最近の中国は国民の暴動事件により、世界の中で非難される立場になってしまい、これまでとちがいあまり表沙汰に日本のことを批判できなくなってしまった。
    一方、最近の日本の外交政策における最重要課題は国連の常任理事国入りを果たすことである。しかしこのままでは、現常任理事の中国を説得しないかぎり拒否権を行使されて、いつまで経っても常任理事国にはなれない。
    そこで日本は靖国参拝を行わないようにする代わりに日本の常任理事国入りを中国に認めてもらえるようにうまく外交しているのではないかというのがそのテレビの内容だった。
    そこには国益を考えて争う両国の姿があった。表面上の報道と水面下の外交の違いに驚き、外交の奥深さを感じた。

     

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