北風に千鳥格子

なりゆきで始まった超私的ブログ。更新凍結。近日ネットの藻屑と消えます

Tuesday, September 27, 2005

エクスペリメンタル・キョート。

ここのラスト3行を読んで一安心のojiです。

京都編第三回は、観光の巻です。観光のスタイルとしては、空けたのは一日だけだし、目的をいくつかに厳選しておいてあとはブラブラとno planで、という一人旅な感じであちこち回ってきましたよ。で、その今回の旅の目的とは・・・

1.三十三間堂で大量の仏像に圧倒される。
2.この世のどこか(清水寺)にあるという「頭のよくなる水」を飲む。
3.四条の方でお買い物。
4.鴨川のカップルをつぶさに観察。

一部法に触れそうな項目もありますが、それは後々詳しい解説を追加します。

まずは京都駅からてくてく歩いて三十三間堂へ。拝観料が600円は高くないか?と思いつつ入る。ところが中を見てすぐ認識を改めました。マジでスゲェ!ここは千+一体の千手観音とその眷属の二十八部衆像、風神雷神像がおいてあって、ある種一生分仏像が拝めるステキスポットなのであった。やーでも仏像なんてじっくり見たのは初めてだったけど、ちょっとかっこいいね。仏像。みうらじゅんとか文芸ジャンキー・パラダイスの人がはまるのもわかる気がする。造形とか超細かいんですよ。しかも柵のすぐそばにおいてあるからじっくり堪能することが可能。仏は全員カメラを意識してるかのごとく指の形とか決めてて、非常にセクシー。彼らは手タレであるということです。周りの人の5倍くらい時間をかけてじっくり眺める。

でも前々から気になってた「千手観音の40本の腕はどこから生えているのか?」は結局よくわからんかった。あいつらは腕が大量に生えてる時点でハナハナの実の能力者ということは確定ですが、能力者としてよく知られるニコ・ロビンは実はまだまだヒヨっ子だと推測されますね。40本はやせば指名手配どころか神として祭られたのに、非常に惜しいものです。

三十三間堂は他にも突っ込みどころが多くて、あなどれません。迦楼羅像はあのクチバシでどうやって横笛吹くんだろうとか、「四天王」の英語訳が「Four Heaven Kings」だったり(そのまんまかよ!)千手観音は何でも33の姿を持つそうで三十三間堂には都合3万3千体の千手観音がいる計算だったり(救いすぎだろ!)修復費のカンパを募ってたり(え、拝観料は!?)。600円の価値は確実にあるので、一生に一度は行っとくべきだと思います。

次は清水寺へ。坂をひーこら言いつつ登る。うわさの「清水の舞台」に到着。ここも前から疑問があって、なんでこんなに高いところに「舞台」なんだろう、いったい誰に向かって演じるんだ?下からじゃ見えないじゃん。とか思っていた。立て看板を読むと、実は観音様に向かって奉納する舞かなんかの為の舞台であるということ。外でなくて後ろの寺に向かい合ってショウをする舞台なのか。それにしては勾配が外側に向かっていて、この上で寺のほう向いて踊るのはちょっと怖そう。フルバン乗ってライブは無理かな、とへんな妄想をする。

ここには旅の目的である「音羽の滝」以外にも弁慶の下駄とか縁結びの地主神社(恋占いの石のアレ)とかいろいろ見所があるのであった。「縁」っていい言葉だよね。僕の今の恋愛に関してままならねー状況も「縁がない」といえば片がつく。多分。てなわけで、おみくじを引いてみました。結果は・・・


小吉・恋愛:相手の気持ちがこちらへ向いていても、またこちらにその気があっても、うまく行かない。


・・・ええ、知ってますとも

音羽の滝の水も飲み、三年坂を下って八坂神社へ。コンビニでパンを買って円山公園でお昼。この辺本当にただ散歩してただけだから、書くことは特にないや。あ、八坂神社で結婚式やってて、お嫁さんがすげえきれいな人だった。目の保養。

四条でお土産をみる。八つ橋買わなきゃなあ、でも帰る直前でいいや、とか思ってると土産屋のおっちゃんに声をかけられる。今、京都の生八つ橋業界は大小合わせてさまざまな業者が出しててちょっとした競争になってるんだそうな。で、だいたい大手二つが「Oたべ」「Hじり」なんだけど「H」のほうが安いし保存料使ってないし味も上なんだ、とか力説される。ほんまかいな。まあ八つ橋なら何でもいいと思ってたのでそこで「H」を購入。消費税分おまけしくれた上に小さな京菓子のパックをそっと袋に入れてくれるおっちゃん。何も言わずに。いい人だ。

日も暮れてきて、いよいよある意味メインイベントとなる「鴨川編」に入る。
多少解説しますと、鴨川には夕暮れになるとカップルが並んで座って愛を語らうわけですが、このカップルが2体以上になるとある現象が起こる。何かというと、まず、カップルとカップルの間の距離は基本的にあまり近づきたくないという斥力が働く。これは直感的にも理解できると思う。ところがあまり離れても「お前らそんなに二人だけの空間がほしいのか?」という周囲の目を気にする力が働き、これは引力となる。つまりカップル間において、ある種レナード・ジョーンズ的なポテンシャルが働くこととなる。その結果、空間的に規則性のある構造が観測され、これが世に言う「鴨川のカップル」となるわけ。



レナード・ジョーンズ型ポテンシャル。


サイエンスの末席を汚すものとしては理論でなく実践により確かめなくてはならない・・・そうだよね?といってもカップル列をチラチラ見つつ鴨川べりを散歩しただけなんですけど。



日も暮れた鴨川。
ところどころ規則的でないのは腹を減らしたカップルがご飯を食べに立った、などのディスロケーションが起こったためと考えられます。


けっこう一人で散歩しても雰囲気のいいところだったんで、そのまま川べりを下って京都駅まで歩くことにする。というか、土手まで降りると静かでいい感じなんだけど、上の道を歩くと車どおりがものっそい多くていやになるんですよ。京都は暑いとか言われるけど、盆地であるとか大気汚染とか以前にこんな熱源(車)が大量に走ってんのが原因でないのか、とか思った。鴨川はホントステキな感じで、大量の車さえなければ京都に住みたくなるのになあ。


次は最終回、京都駅編です。
あ、リンク集に例の天才のブログを追加しておきました。

2 Comments:

  • At September 28, 2005 11:52 pm, Anonymous wako said…

    あれだね、そのうち少子化に伴うカップルの減少に対抗して「鴨川名物・等間隔のカップルを保存する会」とかが出来て地元の若者が持ち回りで河辺に座ったりするんだね。なかにはそれがきっかけでカップルが誕生したりして。

    …ojiさんばりに妄想が膨らんでしまった。

    それはそうと、京都編3部作面白かったです。何と言うか、どこへ行ってもojiさんはojiさんだね。

     
  • At September 29, 2005 1:14 am, Blogger oji said…

    妄想は青少年と文学者の特権なので、ワコさんも二十代のうちはもっとどんどん妄想しましょう。たぶん肌のつやとかが良くなります。

    京都編は画像なんかもふんだんにアップしちゃって、自分がブログ書いてる気分になって来ました。「北風に千鳥格子」史上非常に珍しいことであり、ある意味祭りと言っていいでしょう。

     

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