北風に千鳥格子

なりゆきで始まった超私的ブログ。更新凍結。近日ネットの藻屑と消えます

Sunday, August 06, 2006

少女ラン・アヘッド!

みんなが忘れても、僕は忘れない(このブログを)。ojiです。

というわけで宣言どおり「時をかける少女」を観に新宿まで行ってきた訳です。まあ定期使えば290円だったんですけど。しかしなんというかコレ、もはや「単館上映じゃないのか?」ってぐらい上映館が少ない。一応監督の細田守って人は一時ジブリの後継者になるんじゃないかってうわさもあったくらいの人らしいんですけど。しかしひどいよなあ。

上映の30分前に着いたんですが、なんとこの時点で次の上映回とその次の回まですでに立ち見。やはり評判に明らかに反している上映館の少なさゆえなんでした。実は神奈川の上映は実家のある平塚、千葉は寮からもわりと近い幕張で一館ずつあったんですけど、なんだか先週の金曜までであっさり上映終了しやがりまして。この週末で公開してるのは首都圏で言ってもテアトル新宿だけというひどい状況だったのです。

なんか昔読んだサンデーのまんが「いただきます!」でこういうシーンあったなあ。主人公が大きな配給会社の協力を得て映画を作るんだけど、ライバルの陰謀で公開初日は江古田のふるびたポルノ映画館一館しか契約できなかったって話。

まあそんなノスタルジーに浸りつつ入場。テアトル新宿には座布団が用意してあって、これを上映室内の端のほうに引いて座りました。前に陣取っていたotaku風男子が「なんだか学校の体育館で映画を見てるみたい」と話してるのにおもわず深くうなづいたり。

あ、客層は本当にいろいろでした。otaku風少年はもちろん、若い女性のグループも結構いるし、親子連れやおばあちゃんもちらほら見かけた。さすがにギャルやチャラい感じのboyはいませんでしたが。

映画は、はっきり言って予想以上に面白かったです。思ったよりもコメディタッチだったんだけど、キャラが良く動くしテンポも良いので普通に面白かった。客席からまとまって笑い声が聞こえるってなかなかないですよ。

なんというか、主人公の真琴がもうすごくかわいかった(誤解を招きそうだが)。本当によく走ってよく笑ってよく泣く。「時をかける」っていうかもう普通に「かけ抜ける少女」といった感じ。上映時間の半分くらいなんだかんだで走っていたのではないか。各キャラクタの感情表現もちゃんとしてるけど嫌味なくて、難しいことを考えずに素直に見られる青春ドラマなんでした。

結構暗喩みたいな小ネタが仕込まれてたりして、こういうのもポイント高いです。例えば、主人公の叔母の役で登場する芳山和子の部屋にあるラベンダーとか、主人公が何度もタイムリープをすることになる道には「分岐点」の標識とか。探せばまだありそう。

さてさて、面白かったとはいえこんなマニヤックな映画を見に行ったのも、自分の中で「やっぱ夏はジュブナイルSFだよな!」というムーブメントが先月あたりから起こりだしているからなんでした。この「時かけ」もその一環だったりするんですな。ここを読むようなGeekたちにもぜひ何かいい本や映画を教えて欲しいものです。ぜひ!

4 Comments:

  • At August 07, 2006 2:03 am, Blogger Laundry said…

    これおもしろそうだねぇ
    ゲドより夏向けっぽくっていいかも。

    おすすめの本ですが、やっぱタイムトラベルものなら夏への扉でしょう。

     
  • At August 09, 2006 9:51 pm, Blogger oji said…

    おっ、話せるねえ。

    「夏への扉」はたしかにちょっとチェックは入れていたのであった。

    でも今本読む暇なんて帰りの電車くらいしかないのよなあ。面白いと乗り過ごすし。そんな平和な悩み。

     
  • At August 10, 2006 7:01 pm, Anonymous wako said…

    割と評判良いよね「時かけ」。
    見に行こうかなと思ってたけど、
    気がついたら神奈川での上映が終了してて、渋谷まで行くのはなあ、というところ。

    「夏への扉」も面白いよね。後半の怒涛の展開は読むのを止められなくなる。

    SFじゃなくてファンタジーだけど「空色勾玉」を最近読んで面白かった。
    割とジュブナイルだと思う。

    ファンタジーと言うと西洋文化の世界感が多いけど、日本の古代の神話の世界がモチーフになってて面白かった。

     
  • At August 13, 2006 11:55 pm, Blogger oji said…

    「夏への扉」、なかなか本屋においてないんですよねえ。というかハヤカワ文庫自体があまり置いてないし。こらーアマゾン先生にお願いしますかねえ。

    「空色勾玉」もチェックしてみますね。
    あざっす!

    社会人パワーを感じるのは本屋で見つけた本を迷わず買えるところですね。夏休みはたぶんずーっと本読んでます。

     

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