北風に千鳥格子

なりゆきで始まった超私的ブログ。更新凍結。近日ネットの藻屑と消えます

Thursday, May 28, 2009

レイン・オン・フライデイ。

せんとくんにも彼女ができたというのにojiです・・とか書こうと思ってて微妙に時期を逸したojiです。

突然ですが安倍晴明でおなじみ「陰陽道」って元は中国の陰陽五行説だけど、日本に入ってきた後で独自に発展をとげた天文や占いの学問であり、暦にけっこう影響を与えたらしいという話を聞きました。

で、妄想したのが曜日の名前も陰陽道から来たのかなあとか言うこと。陰陽五行説では自然界のすべては火、水、木、金、土で構成されると説明します。陰陽道が日本の暦に深くかかわっているのなら、曜日の名前が火、水、木、金、土なのもそこからなのではないか。でも七曜制だと2日あまっちゃうから日、月はSundayとMonday(=Moonday?)の訳ってことか?とか。

そーなると太陽系の惑星も水・金・(地・)火・木・土・・・と陰陽的な名前をつけといて、残りの天王星、海王星、冥王星はUranus、Neptune、Plutoの訳か。なんだか適当な話だなあ。

と、ここまで考えたところでネットの海にダイヴ(訳:Google検索)してみました。けれど結局・・・よくわからん!というのが本当のところ。

■惑星について
・惑星の名前と五行を結びつけるという考え方は、古くからあるにはあった。中国の陰陽家「鄒衍(すうえん)」が最初という説がある。
・でも中国にはすでに歳星とか太白とか呼び方がある。多分そっちが主流。
・日本に五行的な惑星の呼び方はいつ伝わったのか?というと、これがわからない。中国から陰陽五行説と一緒に入ってきたのか、はたまた日本で発展した「陰陽道」で独自に対応付けがなされたのか(言ってみりゃ結局「こじつけ」だしな・・)。
・ただどうも長いこと統一された呼び方はなかったみたい。例えば江戸時代の時点でも、歳星や太白とかの中国流の呼び方をしている文献、五行の呼び方の文献といろいろあるとのこと。

■曜日について
・七曜制自体は紀元前バビロニア?からあって、それぞれの日が太陽・月・火星・水星・木星・金星・土星の動きに対応している(この対応のメカニズムもひどくややこしい)。
・日本に七曜制が入ってきたのは平安時代に中国から「宿曜教」という書がもたらされたのが最初っぽい。
・けれども直接的に「日月火水木金土」と伝わったわけではない。例えば日曜は「蜜」という呼ばれ方をしていた。「七日周期で惑星と対応付けされる」という知識が伝わったのは間違いないみたいだけど。

おお・・わけがわからーん!!

とりあえずは、七曜制とは「太陽と月と太陽系の5つの惑星で作る暦」であると。で、それに対して惑星に五行を使う呼び方(起源も一般化した時期も不明だけど)が合わさって、現在の曜日の名前になったということは確かのよーですね。

では、日本で惑星の名前が五行の名前で統一されたのはいつ?というと、これはさっぱりわからなかった。七曜制が日本の暦として一般的になったのは明治からで、おそらくはこのとき曜日の名前とともに整理されたんではないかなーと想像します。でも明治くらいだったら文献に残ってそうな気もするけど・・。

ところで、ひるがえって英語の曜日の呼び方をみてみると、こちらは必ずしも惑星の名前と一致しないところが面白いです。どちらも神様の名前をつけてはいるわけですが。こちらも由来が気になるところです。

まあ日常生活になんの足しにもならないどうでもいい話ですね。はいキモい!しかもmixiに一度アップして(キモいので)すぐ消したという伝説のエントリです。

Friday, May 22, 2009

ゲッサン買いました。

マスク特需に乗り遅れたojiです。

ながいけんが描くというだけで「ゲッサン」買うてしもうたァーーーー!うっかりじゃァー!
ま、この500円を無駄にしないためにも今日は各方面でそれほど話題でもない「ゲッサン」の感想を書いてゆくぞ!

「QあんどA」
小学館はまだあだち充を酷使するのか!といいたくなる巻頭カラー。さらりと読んでいくとどうやら死んだ兄にコンプレックスを持つ弟の、幼なじみとのラブコメ模様といった感じ。まあ結局は「アオイホノオ」で言うところの「いつものような話です!」かよ!ぺっ!と思っていたのですが、なにやら後半からは微妙にファンタジーな展開に。
僕は「タッチ」や「H2」みたいなありがちなあだち充よりも(今連載中の「クロスゲーム」もそうですね)、「虹色とうがらし」や「いつも美空」みたいなちょっとファンタジーが入ったあだち充のほうが圧倒的に好きなのでコレはうれしい。編集部はわかってるね!いいねいいねー。
しかし「虹色」はともかく「美空」はあからさまに打ち切り的な終わり方だったと記憶しており、それはそれで心配です。かわいそうなあだち充・・俺にとってはこんなに面白いのに!(またアオイホノオか)


「あずまんが大王・補修編」
僕は「よつばと!」しか読んだことなかったけど、「あずまんが大王」ってこんな話だったのかー。「よつばと!」は面白いと思うけど、なんだかこれにはピンとこねーなー。なんだろうな。登場人物のボケっぷりはこっちのほうがハジけてるけど、キャラが立ってるのは「よつばと!」の方だと感じます。


「よしとおさま!」
うーん、まあ、まあね。常識的な主人公に破天荒な付き人がくっついてくるという、非常に歴史あるシチュエーションのコメディでいいんじゃないですか。「乱波S.S.」を思い出した(誰が知ってるんだ?)。付き人役のサビ君はもっと手段を選ばない悪党の方がよかったなー。


「月の蛇~水滸伝異聞~」
えーと、非常に順当な展開というか。順当過ぎてページをめくる速度もだいぶ速かったですよ?この画風はどっかで見たことあるなー、と思ったら「ハルノクニ」の人ですか。女の子は相変わらずかわいい。それに尽きる(尽きるのか)。


「アオイホノオ」
島本和彦の「若き日の炎尾燃」を描いた作品ですね。あはは、あいかわらずのぶっちゃけなストーリーと当時のotakuの暑苦しい魂が伝わってきてとても良いです。「きっちゃん」はなんでいつもマントに古代ギリシャ人みたいな格好してるんだろ・・とか思ったんですが、「吼えよペン」ではキャラが変な格好してるのは別に珍しいことでもないことを思い出した。マルピーとか仮面編集とか、炎尾燃のラグビー帽についてだってなんの言及もないし。


「バースデイ」
みんな大好き結界師の田辺イエロウ女史のギャグ読切ですか。ギャグをやろうとしてるのはわかるんだけど、ちょっと空回ってる気がそこかしこに・・。しかしこの展開、お父さんの幼少期の鉄人28号への憧れと息子への偏愛がゆがんだ形で現れたと考えると非常に納得がいった。これ続きがあるなら読んでみたいけど。


「アサギロ」
僕が大好きヒラマツ・ミノルの沖田総司もの。意外に扱い小さいのが納得いかんけど。やっぱり絵がうまいしハッタリも効いてるし、笑いの挟み方もちょうど良くて面白い。「ゲッサン」の付録冊子では、近藤さんと土方さんが同じポーズで延々だべってるまんがが載ってます。とはいえ某画太郎先生みたいなコピーの繰り返しというわけじゃなくて、良く見るといちいち一コマずつ同じポーズを描きなおしてます。これ普通に描くより手間かかるよな、とか思った。


「忍びの国」
時は戦国、純粋な傭兵としての忍者の戦いを描いた話。なのか?でも主人公にまったく感情移入できない。殺し合い大好きな戦争屋どもの中で一人だけ「むやみに殺すな!」とか主張してもなあ。そりゃあ「おかしなこというなあ、兄者は」と返されて終わりなのも当然です。なんで主人公は忍者になったんだろう。その辺の動機付けが明かされないとちょっと・・。

※もう疲れてきたので短くして行こう。

「ここが噂のエル・パラシオ」
あー、雑誌に一つはあるお色気要員まんがね、と思ったら作者のあおやぎ孝夫って、サンデーで「ふぁいとの暁」というショタまんがを描いてた人じゃないですか。芸風広いというか、なりふりかまわないというか、社会は厳しいというか(ひどい感想だ)。


「第三世界の長井」
いろんな意味でごくごく一部でのみ伝説であるながいけん氏の新連載。あー、ようやくたどりついた・・と思ったら短ッ!!10ページしかない・・。ページのほとんどを占める会話シーンだけでも氏のネームのセンスが冴えているのがわかってとても良いのですが・・いかんせんこれでは短すぎて感想にならぬのじゃよー。


「イボンヌと遊ぼう!」
ひたすらに可愛いイボンヌたんをみんなで愛でるまんが、という解釈でいいのだろうか。果てしなくどうでもいいな。だって可愛くないもん。


「まねこい」
あはは、「いでじゅう!」でも「レンジマン」でもそうだけど、モリタイシは本当に非モテ男子中高生のダメ思考を描かせたら天下一品だなあ。「いっそのこと告白してフラれてしまえば、この気持ちもおさまるはず・・」って、まんま高校生の時分の僕だよ、アイタタタ。


「マコトの王者」
単純に「人物入れ替え」の設定一発だけじゃなくて、ちゃんと登場人物のバックグラウンドや心理を描いて、ストーリィの中にあてはめてるのが良いですねー。第一話としてはすげー面白いけど、このあとの展開でテンションを保てるのだろうか。


「権力の犬 ポリスワン!」
まあ、あいかわらずの杉本ペロでした。この3コマ過ぎればそれまでの展開をすっかり忘れてるような感じは久しぶりに読むと刺激的だ。伏線がなさ過ぎて逆にエンターテインメント。


「リンドバーグ」
きっと面白くなりそうな気がするんだけど、第一話では主人公が嫌味なオッサンにいじめられただけで終わったためにいまいち印象に残りませんでした。


「楽神王」
剣と魔法の異世界にワープしまった現代人の主人公という古式ゆかしきアレです。でもこれ、前半の現代編(音楽を志す兄弟の、考え方の違いで対立しつつも互いを憎みきれない青春もの)のほうが普通に面白そうだったのが困る。


「ザ!!ビーチスターズ」
「アオイホノオ」と同じく移籍モノということで、作品紹介的な第一話。とりあえず主人公の女の子がアホの子であることはわかった。主人公がアホの子のスポーツものって僕はちょっと敬遠したい感じがするが、どうなんだろう。


「信長協奏曲」
なんだこのあからさまに小山ゆうな画風は・・掲載順が後ろの方にちょっと絵柄の渋いまんがを持ってくるというサンデーメソッド(例:藤原芳秀)なのか!と思ったら面白いです。ラスト近くの台詞がよいですね。
タイムスリップして若き日の織田信長と入れ替わってしまった主人公。この時代の勝手がわからない主人公は周囲から「うつけ」と呼ばれ疎んじられるようになります。ついには命を狙われるわけですが、このとき刺客に向けて放つ一言が「自分が何をしようとしてるのかわかっているのか?」「信長は、天下をとる男だぞ」。
これ、主人公はただ単に「こないだ歴史の授業で習ったこと」を普通に言ってるだけなんですが、周囲の人にとっては大人物の天下獲りの宣言に聞こえるというギミックになってるわけですね。こういうセンスは大好きです。
付録冊子の短編も、少ないページ数でしっかり小品が作られており丁寧な作家さんだなあという印象を受けました。要チェックかも。


しかし雑誌一冊分感想書くのって大変だなあ・・ジャンプ感想を書き続けるサイトの人はすごい(男爵ディーノとか)。ま、感想を読んでもらってもわかるとおり、面白いと感じる作品は半分くらいだったので来月も買うかどうかは微妙ですが・・

Sunday, May 03, 2009

伝道師への遠く険しい道のり。

生まれ変わるのなら猫か美少女(蒼井優みたいな)がいいojiです。

友人にテレビでやってる「東のエデン」(面白いよ!)のことを話そうと思って、僕は「他人に物語のあらすじを説明しようとすると必ずつまらなそうな話になってしまう」というダメ特技を持つ男であることを思い出しました。まあ今回もやっぱりありがちでつまらなそうな話になってしまって、向こうの反応も薄かったんですが。

で、 考えたのは「物語の面白さや興味を惹かれる部分の本質は、あらすじにあるのではない」ということ。なんか文章にしてみると当然っぽいですが。「あらす じ」って、どんどん余計な部分を捨てて簡潔に説明していこうとすると、かならず「類型」になってしまうんですよね。絶対どっかで聞いたことあるような話に なる。

ファンタジーの物語とかは極論すれば「少年が冒険の旅に出て、いろんな人やモノに出会って成長する」でもう大半はカバーされるで しょう(あくまで極論ですよ)。オリジナルなのは出てくる人やモノや、それらがどういった形でストーリィにかかわるか、ってことになります。ディティール が本質っていうといいすぎかもですけど。

結局のところ、「コレ面白いよ」って言って「どんな話?」って聞かれたときに、話すべきなのはス トーリィの流れじゃなくて、自分がどこを面白いと思ったかってことの方が良いということです。一番インパクトのあるシーンだけ話すのでも可。ネタバレせずに面白さを伝え たい気持ちがときに障害になるわけだが、そこは恐れずトライだ(自分に言い聞かせる)

「東のエデン」を例にとれば、「アメリカに観光に来た女の子が、記憶喪失の青年と出会って、トラブルをそいつに助けられたのが縁で日本に一緒にくるんだけど、日本は謎の集団にテロ攻撃を受けてる状況で・・」とかスジを追って話すといかにもありがちな話っぽい。冒頭の僕の悪い例です。以下に改善案を列挙。

  1. 「アメリカに来た女の子が、道端で全裸の男に出会うのよ。そいつは拳銃とケータイしか持ってない。パンツもない。記憶すらない。でもケータイの電子マネーには80億円入ってる。そいつの記憶探しになんだかんだで付き合うわけ」
    (→インパクト重視。ストーリィはまったく見えない。その「なんだかんだで」の部分が驚くほどスムーズで面白かったりするんだが、全裸のインパクトの前では小事

  2. 「キャラクターを描いたのが羽海野チカなんだよね。絵だけじゃなくて、表情とかも羽海野チカのまんがみたいで、かわいい」
    (→若干オタクっぽいが、ハチクロ好きなら良いやも知れない)

  3. 「記憶喪失の男とかテロリストとか出てきて、なんかハリウッド映画っぽい感じ」
    (→「あらすじの類型化」を逆手に取ってみた。こういうパターン化の方が面白そうに聞こえる、かも)

  4. とりあえず見ろって!絶対面白いから
    (→実のところ、これで薦められるのが一番面白く見れる気がする)

え、ひょっとして最初に書いた「悪い例」が一番面白そうですか?あー、やっぱりか・・・今日も無駄な考察をしてしまった。

小説やまんがの裏表紙やカバー折り返しにもあらすじが書いてあったりするわけですが、あれ考える人(おそらく編集の人?)は実は大変なんだなあと思いました。普段はこれに対して「なんだよ!ぜんぜん違う話じゃねーか!これ書いたやつ豆腐のカドで脳挫傷しろ!」とか心の中でアジるわけですが、これからはちょっと反省してみます。