北風に千鳥格子

なりゆきで始まった超私的ブログ。更新凍結。近日ネットの藻屑と消えます

Friday, October 16, 2009

メガネを絶対に外さないに1000ペリカ。

天然100%無果汁のojiです。

アニメ「ささめきこと」を観てて、思わずでんぐり返ってしまったので書く。豪快にネタバレ。

なぜでんぐり返ったかは第一話の感想から書かねばなるまい。まあオープニングの雰囲気からすでに百合っぽさがあるのですが、冒頭で「私女の子が好きなの」とランチタイムにあっさり公言する女の子が登場。まあそういったオープン百合な女子を友人に持ち、そのさまを割と冷静に見つめるのが主人公村雨さん(175cm女子)のポジション・・というのが第一話前半部分。

なんというか、百合の片想いというのは異性を対象とした片想いよりタチが悪い。同性であるからある程度仲良くなるところまでは結構簡単に行けてしまうし、また思いくそ嫌われてしまうこともあったりするわけで。まあその辺の一連のインシデントをこなして想い破れたオープン百合は物語後半で号泣。うん、確かに切ねえなこりゃ。

と、そこで彼女を励ます村雨姉さん、実はオープン百合に気があることが明かされます(視聴者に)。でもオープン百合の好みはちっちゃくてかわいい娘であり175cm女子たる村雨さんに見込みは限りなく低そう!うわ、確かに切ねえぞこりゃ!

というわけでこのまましんみり切ない路線で進んでいくのかなあ・・観るのちょっとだるいかなあ・・と思っていつつ視聴した第二話は、一言で言うと「オープン百合が新たに萌え始めた女の子は実は女装男子でした」「われらが村雨さんはその女装男子に告られました」でした。第一話のイメージに似つかわしくない超展開に思わずでんぐり返ったわけです。

しかしまあ・・なんと・・なんと美しくもヒドい三角関係・・!僕はこちら方面には全く疎いので良くわからないんですがこれはちょっと新しいのではないだろーか。もはや順列組み合わせを使いつぶす昨今の物語事情を考えればこの程度の前例はありそうではあるが。流行らしいしな、女装男子(フィクションの世界で)。

まあ、純愛っぽい世界の中にいきなりトんでるキャラが投入されたことでなんだか物語の幅が広がりそうな予感、という話。来週も見よう。

(蛇足)村雨さんがときどき(というか頻繁に)読子・リードマンに見えてしまって困る。性格はぜんっぜん違うタイプなのに・・。良く訓練された倉田信者ということなのか・・。

Sunday, October 04, 2009

時代のキーワードはまさに「誰得」なんですよ。

言って聞かせてやってみせ、噛んで含めて組んずほぐれつojiです。

まーまんがに限らずなんですが、ちょっと前から「リメイクもの」って流行ってるじゃないですか。リメイクというよりは「続編もの」といった方が正しいかな。だいたい多いのが10~20年くらい前の作品が続編として復活するという。その走りとして有名なのは「蒼天の拳」や「キン肉マンⅡ世」とかですね。一時ほどではありませんが、今でも散発的に色々な作品が復活したり、また消えたりしてるわけです。

で、まあ最近本屋でびっくりするくらい予想外な「続編もの」が出てるのを見つけたんですよ。・・「JESUS(ジーザス)」です。

どうだ、誰もわからんだろう・・と思わず胸を張りたくなるほどのマイナ具合です。えーと、連載してたのは15年くらい昔の少年サンデーで、「うしおととら」「YAIBA」「今日から俺は!」「GS美神」が連載してた頃、といえばわかってもらえるでしょうか。「らんま1/2」もこの時期まだ連載してたことを考えるとこの辺そうとう豪華だな。

内容はといえば、少年まんがに珍しいハードボイルド・サスペンスとでもいいましょうか・・いや言えるのか?一流の殺し屋として名高い男・通称「ジーザス」がギャングから大量の麻薬を盗み出して逃亡、まあ色々あって日本で教師をしながら潜伏することになる話です(はしょりすぎだ)。おかげで赴任先の高校では次から次へと事件が起こります。校舎にダンプがつっこんでくるなんかまだいい方で、養護の先生も暗殺者だし、いきなり学校がテロリストに占拠されるし、林間学校に行けば快楽殺人者に追われるし、修学旅行に行けば飛行機がハイジャックされます。こんな学校絶対行きたくねえな。

しかしまあ、「とにかく登場人物にかっこいい台詞を言わせる」というハードボイルド的センスに満ち溢れたまんがであり、読んだ当時は若いというにもまだ早い少年であったojiの心をギュインと打ち抜くものがあったのでした。コミックス版とワイド版で両方そろえてます。

しかしなぜ?なぜ今ジーザス?いったい誰が得するんだ・・?僕以外の。しかもメディアはケータイコミック!ケータイでまんがなんか読んだことないんですが、おそらくけっこう若い層をターゲットにしてる、はず。こんなある種時代遅れのB級映画的な作品が受け入れられるのだろうか・・受け入れられるんだろうな。なんか今月から毎月連続刊行されるみたいだし。

まあちゃんと毎月追いかけつつ見守ろうと思います。ちょっと一巻の感想はなー、いつか書きます。信者補正が入りそうなので。

(追記)「JESUS」の連載してる「モバMAN」ですが・・他には秋重学・原秀則・喜国雅彦なんかも書いてたりして、ヤンサンの変形と見ていいのかしら。ということは「闇のイージス」の流れの連載ってことかなあ、とか考えてみたりした。

Friday, October 02, 2009

アニメをクソミソにけなす日。

「草食系の殻を破れない肉食系」と言われたojiです(実話)。

夏アニメ感想、disり編です。まあ読み流してつかあさい。

・化物語
僕ははっきり言ってアンチ西尾維新なのですが、なんか評判がいいので試してみることにしました。・・・まあドラクエのレベル上げしながらなんですが。

ところが、意外とそのときに見た「まよいマイマイ」編が面白かったんですよ。いや、僕はロリコンではありません。一見無意味そうな会話劇の繰り返しなんだけど、それが最後の謎の解決の伏線というか布石にちゃんとなってたんですよね。「母の日にプチ家出する主人公」という舞台設定も一役買って綺麗にまとまっておりました。

「なんだ、西尾はやればできる子じゃないか・・」とか思ってたんですが、そんな思いも現在完了形。すでに思い終わっている感想でしかなかったのでした。他の話はまーどーでも良くて特に内容もなくていかにも西尾維新的で活字で読んだら半ページずつ読み飛ばすレベルでした。

僕は、こーいう登場人物の会話やら独白やら設定やら、そういった物語の「修飾」が本当にただの「飾り」になっててストーリィとは特に関係ない、というのが我慢ならんのですよ。まあ飾りが好みに合えば別にいいんでしょうけど・・・ひたぎさんがアララギ君をいじめてるのは楽しいし。いや、僕はマゾではありません。


・うみねこのなく頃に
前作「ひぐらしのなく頃に」のアニメは特に視聴せず、原作を読もうと携帯配信版の第一話をDLするも事件が起こる前に読むのを挫折したという苦い経歴を持つojiなんでした。ですが、今度こそ・・・、今度こそは流行に少しでもついていっていっぱしのアニメotakuになりたい・・ッッ!!ざわっ・・!!と割とどうでもいい動機で視聴することに。

しかし、つまんねえな(ばっさりか!)。物語の構造はとりあえず把握したつもりで、「事件を解決するか降参するかまで永遠に時間ループが続く魔女のゲーム」「明らかに本物の魔法を使えてる魔女に対して『事件には魔法が使われていない』ことを証明しなければならない」という設定です。その設定自体は面白いと思うのですが、まあそれで物語が面白いかは別な話であって。「ひぐらし」も後からネタだけ聞いたら面白そうだったし。

なんというか、登場人物の発言が適当というか雑というか・・、すぐ自己矛盾するというか・・さっきまで言ってたことと全く違う行動に出たりして、これは何かの伏線かと思いきや特に何事もなくストーリィが進んでいったりで、観てる方はついていけません。

あとちょっと精神のトんでる悪役とか子供とかが、すぐに脈絡もなくケタケタ笑い出す演出ね。はっきりいって平成も20年を過ぎた頃にこんな陳腐なキャラ立てにお目にかかるとは思いませんでした。90年代末期から00年代初頭にかけてサイコサスペンスやホラーが流行った時期には過剰なほどに見かけたもんですが・・。今さら恥ずかしいっていうか、うざい。

つーわけで観るのがとても辛いです。未視聴分が着々とHDDにたまりつつあるわけだが・・どうしようかな・・。観てる人か原作読者にオチだけ教えてもらいたい。

次のクールはささめきことは観るかな。倉田英之信者なので。「THE☆宇宙ショー」はいつ公開しますか?

その他気になるもの。
「空中ブランコ」
良く見たら奥田英朗の「空中ブランコ」・・だと・・

「聖剣の刀鍛冶」

いかにもどーでもよさげな萌えアニメだと思ったら制作がマングローブ(「サムライチャンプルー」や「ミチコとハッチン」とかのオサレアニメを作ったところ)・・だと・・

「荒川アンダーザブリッジ」

僕は「聖☆お兄さん」よりこっちの方が好きだが・・なんとシャフトで新房監督でアニメ化・・だと・・

アニメをホメちぎる日。

もはやアニメbloggerと成り果てたojiです。

久しぶりに記事を書こうと思っても特にネタもないので、まあ最近観た「夏アニメ」の話でも書きますか。よし、ダラダラ書くぞ。⇒書いてみたら長くなったぞ。分割して投稿するか。

・大正野球娘
なんだかんだで毎週しっかりと楽しみにしてしまったのはこのアニメくらいという事実・・。非ッ常ォにオーソドックスな話なんですがそれだけに安心感があるというか。あらすじはといえば、「大正時代、女学生が野球チームを組んで男子の野球部に試合を挑む」以上です

いやーありがちですねえ・・「ウォーターボーイズ」以降、雨後のタケノコのよーに現れ今もなお定期的に生まれ続ける、否、それはもっと古来の昔より手を変え品を変えメディアを変え連綿と語り続けられる貴種流離譚なみにメジャな物語形態・・無理やり名づければ「弱小青春モノ」とでもいいますか。平たく言えば、これと言って取り柄のない若いもんが逆境な状況に若さゆえの熱血と努力と根性とチームプレイで挑んでいくアレです。しかしojiはこういう話にものすげー弱いのであった。

女子野球部が形になっていく過程を丁寧に描きつつも、ギャグ回をはさんできたり微妙にメンバー間に百合臭さをかもし出して一部のニーズに応えるなどやることにソツがありません。「初心者、しかも女の子チームがいきなり男子学生を相手にしても勝てるわけないのでまずは小学生を練習台にする」という流れも妙にリアル。どーやったって力で劣る男子学生に対抗するため、それなりの作戦をちゃんと立てるところもポイント高いですね。

登場人物がそろって変化球のことを「魔球」と呼んでるのが面白かったのですが、実は大正時代では「変化球」より「魔球」という呼び方のほうがメジャだったんですって!へーへー。結構色々気ィ使ってんだなあ・・と思ったしだい。


・イヴの時間
まー夏アニメというわけではないのですが、面白かったので書きます。テレビでは放映してなくて、もうここ一年くらい動画サイトで一話ずつ期間限定配信⇒DVD発売のサイクルを繰り返しているアニメです。

近未来、たぶん日本。ロボットが発達し人々の生活に溶け込むなか、人型ロボットを過剰に「人間扱い」することに警鐘を鳴らす動きが出ている、そんな時代。高校生・リクオは自分の家のお手伝いロボットが、内緒である喫茶店に通っていることを知る。その喫茶店「イヴの時間」に足を踏み入れるリクオだが、店内には「当店は人間とロボットを区別しません」の注意書きがあって・・、という話。

だいたい2ヶ月に一回、一話15分程度の配信なのですが、これがむちゃくちゃ面白い。ストーリィやテーマ的には別に目新しくはないのだけど・・、テンポがとても良く、会話も最低限に抑えられてはいるものの、情報量の密度が半端ない。無駄なものが一切ない分、とても濃い15分が味わえます。ちなみにDVDは全部持ってます。

続きます。次回は主にけなす感想です。しかも割とメジャなやつを。